べるぐふぉるむ広報(仮)

サークルBergFormの活動記録

リスタート

 

好きなアーティストの新譜が沢山出て、桜の花が咲いては散って、雪はもう全部溶けた。

いっぱいいっぱいで何も見えなかった所から、日常の些細な変化に気が付けるようになったから、きっと少しずつ進めている。

 

できる人って思われたかった。きっと私がどちらかと言えば、要領が悪くて、できない人で、すぐ情緒は不安定になり、不器用で必死だったことなんて、もう見透かされている。

それを一番許せないのはきっと他の誰でもなく、私だった。隠そうとしていた、きっとそんなんバレバレ。いつも必死、私、良い人とか、出来る人って、信頼できるって思われたくて。背伸びしてました。すみません。私全然なんです、でもまた歩きます。亀の歩みでも。

 

変わりたいって思って、自分を好きになりたいと思って、ずっとピアスに憧れていて、開け(てもらっ)た、ピアスホールも2つとも、ちゃんと完成した。

 

病院で開けた。ドキドキしながらピアスを確認する私の様子を見て、看護師さんは笑いかけてくれた。謎にその病院の看護師さんは皆ピアスが開いており、なんとなく通過儀礼のようだと思った。

 

そこからまた追加で1つ開けて、今ピアスホール安定待ち。奇数にしたかった。自分からみて右2つ、左1つ。

 

自分の身体の中でここが好きなんて、胸を張って言えるところなんて無かったから、鏡の中映る耳と銀色に光るピアス、嬉しくなって何度も見る。自分の事を好きになりたいな。

 

時間は刻一刻一刻とゆるやかに、確実に進んでいるんだなぁと思う。

私なんか置いて世界は、と思っていたけど。

きっとその進む世界の中に、きっと私もちゃんといる。